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【弁護士 小倉康平の悩み事解決ファイル No1】

内縁の妻でも相続は可能?


 結婚を約束して一緒に生活していた彼が、この春、交通事故で亡くなりました。

 同居期間は昨年の12月からの4ヶ月間。

 いわゆる「内縁の妻」状態の私にも遺産相続はできるのでしょうか。

                                  (35歳)



 はい、お答えします。

    結論から申し上げますと、

    内縁の妻は、死亡した夫の遺産を相続することはできません

      
    内縁の夫婦と言う関係は婚姻の成立に必要な「婚姻届」を出していないため、

    法律上、
婚姻夫婦とみなされないのです。

    画一的な処理を必要とする相続においては、内縁の夫婦に相続権は認められないのです。

    ご質問の方は同居期間が4ヶ月間ですが、たとえ30年間内縁関係で同居をされていたとしても、

    期間に関係なく、相続することはできません。

                                          
いっしつりえき
    従いまして、夫が生前から有していた遺産や、交通事故死による逸失利益(事故に遭わな

    ければ、先々当然得られたと想定できる給与など)、本人の慰謝料なども、夫の相続人に

    相続されます。


    しかし、
内縁の夫婦にも与えられるものがあります


    ・婚姻費用の分担
                などの受給権などです。
    ・遺族補償給付金    


    また、ご質問の方のように交通事故で亡くなられた場合、夫を死亡させられた内縁の妻の固有の

    精神的損害である慰謝料を加害者に請求することも可能です。

    ただし、この加害者に対する慰謝料請求は相続人という立場でするものではありません。

    内縁関係の場合、相続を考えられるのでしたら、遺言書を作成するなどして
遺贈などを

    受けられるよう、内縁にまつわる権利を早めに弁護士に相談しておいてください。




 

       遺贈とは・・・

       遺言による財産の処分のことをいいます。

       遺言書によって、相続人ではない人にも財産を譲り渡すことができます。

       遺言書に記載される場合、

       「相続人長女A子に●●●を遺贈する」と記載していても無効にはなりませんが、

       不動産の場合、相続人に対して「相続人長女A子に●●●を相続させる」と

       記載していた方が登録免許税(不動産を登記するときに必要な税金)が

       
安くなります

       おわかりいただけましたか?




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